プラグイン

plugins オプションは、Rspackのビルドプロセスを様々な方法でカスタマイズするために使用されます。Rspackには、rspack.[plugin-name] で利用可能な様々な組み込みプラグインが付属しています。プラグインのリストとドキュメントについては、プラグインのページを参照してください。ただし、コミュニティにはさらに多くのプラグインが存在することに注意してください。

  • 型: Array<RspackPluginInstance | RspackPluginFunction | RspackBuiltinPlugin>
  • デフォルト: []

webpackプラグインの配列です。例えば、DefinePlugin を使用すると、コンパイル時に設定可能なグローバル定数を作成できます。これは、開発ビルドとリリースビルドで異なる動作を可能にするのに役立ちます。

rspack.config.js
module.exports = {
  //...
  plugins: [
    new rspack.DefinePlugin({
      // Definitions...
    }),
  ],
};

Rspackは、コミュニティによって蓄積され検証された優れた機能を活用するために、webpackプラグインエコシステムとの互換性を維持するよう努めています。互換性テストに合格したwebpackプラグインのリストにアクセスするには、プラグイン互換性リストを参照してください。

rspack.config.js
const rspack = require('@rspack/core');
const ForkTsCheckerWebpackPlugin = require('fork-ts-checker-webpack-plugin');

module.exports = {
  //...
  plugins: [new ForkTsCheckerWebpackPlugin()],
};