モード#

• タイプ: 'production' | 'development' | 'none'
• デフォルト:'production'

mode 設定は、Rspack のビルドモードを設定し、デフォルトの最適化戦略を有効にするために使用されます。

使い方#

rspack.config.js で直接モードを設定できます。

module.exports = {
  mode: 'production',
};

実際のシナリオでは、process.env.NODE_ENV に従って動的にモードを設定できます。

const isProduction = process.env.NODE_ENV === 'production';

module.exports = {
  mode: isProduction ? 'production' : 'development',
};

または、Rspack CLI で --mode オプションを使用してモードを設定できます。

rspack --mode=production

オプション値#

mode には次のオプション値があります。

production#

production モードでは、Rspack は次の最適化戦略を自動的に有効にします。

• コード内の process.env.NODE_ENV を 'production' に置き換えます。
• optimization.minimize のデフォルト値を true に設定して、SWC ミニファイを有効にします。

development#

development モードでは、Rspack は次の最適化戦略を自動的に有効にします。

• コード内の process.env.NODE_ENV を 'development' に置き換えます。
• モジュールとチャンクに適切な命名形式を設定します。

none#

mode が 'none' に設定されている場合、Rspack はデフォルトの最適化戦略を有効にしません。